新着情報

明元寺からのお知らせ

2月法話

二月は不思議な月で 光は春なのに冬がきわまる

 能登半島地震の犠牲者となられた方々、謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。半島なるが故の困難さ、苦難さ、悲痛さを思います。

 自然はある時は厳父の如く非日常の世界へ引き込み、また慈母のように私共を温かく包んでくれます。

  「巻き戻し できぬか辰年 やり直し」 鈴木貞次

さて、二月如月(きさらぎ)の4日は待ちに待った立春です。立春・立夏・立秋・立冬をそれぞれの季節の始まりとして「四立(しりゅう)」と言います。一方、春分・夏至・秋分・冬至は「二至二分」と言い、それぞれの季節の盛りの時を表します。

ちなみにですが、昼間が一番短い冬至(12月22日頃)からもう40分近く日が延びてきました。春に向かう季節は早朝という時間、夕方という時間を取り戻していく時であります。

「仏教と自然」こんな詩がありました。

 日本の空には鳥が飛んでいると少年言えり イラクより来て

養老孟子さんがエッセイに、アジア各地を飛行機の上から見ると「緑が少なくなりつつあるところは仏教も小さくなっている気がする。」と…

北陸や近江地方は浄土真宗の盛んな土地柄で、土地の人は日常の会話でも受動態で語る習慣があります。例えば「(何かを)させていただく」「おかげ様で」「もったいない」や、「念仏を称えさせていただく」等の表現をされます。

春が来るという。向こうから動いてくる。私共日本人は自然を克服や征服的な向き合い方ではなく、おのずと向こうからはたらいてくる力を受容し受け入れてきました。それが自然との付き合い方の知恵であり、仏教的下地であろうと思います。

「稜線の 日の入る位置が 移るなり 春の近づく 目盛のごとく」 朝日歌壇

北陸の地の一日も早い復旧復興を念じます。

称名

ご挨拶

この度、これまで以上にたくさんの方々が、明元寺を身近に感じて頂きたいという願いのもと、新たにホームページを立ち上げることとなりました。
平成29年(2017年)より住職を交代、それに伴っての庫裏・会館の建て替え、そしてこの度より新たに樹木葬の増設等、明元寺も時代とともに変わっています。
お寺とは、訪れた方々皆が安心できる空間です。明元寺が皆様にとって安心できる居場所となれるよう、そしてお寺を通して阿弥陀様のお心を感じて頂ける場所となれるよう、変化して参ります。
このホームページや寺報『明元寺便り』の中でも、お寺の様子等は発信して参りますが、出来るならば皆様には是非とも実際にお寺へ足を運んでいただきたいと思います。山寺の自然豊かな空気の中、本堂に上がりご本尊の前で一緒にお聴聞し、お念仏いたしましょう。皆様のお参りをお待ちしております。

明元寺 住職

鷹取 直道

開寺 慶長5年
福智山麓と福智川に囲まれ
四季折々の表情を魅せる
普照山 明元寺

福岡県直方市永満寺にある浄土真宗本願寺派のお寺です。
『筑前國続風土記拾遺』巻之31 鞍手郡 下 永満寺村の項によれば、「明元寺本村に在。真宗西京都本願寺直参也。慶長5年 (1600年)木佛寺号を許さる。」とありますように、明元寺はこの地に建立されてから400年以上、18代にわたって浄土真宗の教えとともに歩んで参りました。
鷹取山のその麓、もちろん建立当時とはその姿を変えていますが、200年以上の古い本堂を中心とした山寺には今日も昔と変わらないお念仏の声が響いております。
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